自衛隊と地方公務員獣医師

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今回は自衛隊と地方公務員の獣医さんの関係についてです。

一見なんの関係性もなさそうな組織同士ですけど、実はとても深い関係があります。
まぁ、自治体側が自衛隊に手伝ってもらう、という関係なんですけど。

ではどういうときに手伝ってもらうか、というと、皆さんのご想像どおり、家畜の伝染病が出たときです。
鶏の鳥インフルエンザ、牛の口蹄疫、豚熱、など皆さんも耳にしたことがあると思います。

自衛隊の皆さんは災害時の出動がよく知られていると思いますが、家畜の法定伝染病が発生したとき、かつ、発生した自治体だけで家畜の処分ができない(時間的なものも含まれます)ときに自衛隊の支援が要請されます。

自衛隊の活動スピードは恐ろしく早いので、通常の自治体の職員の3倍くらいのスピードで作業を進めてくれます。(赤い人みたいだネ!)
(なので自治体側にもそれに見合うオペレーターが必要になります)

 

すごいですね!

一方で獣医さんは、というと、自治体の職員やら県の上層部やら国やらにドヤされながら淡々とかつ可能なかぎり迅速に作業をしています。

なんの作業って?

作業現場の監督・指導(ど新人の獣医さんでもやらされるので本人たちは半泣きですね!)、各チームの連絡・確認、進捗の調整、雑用… 、まぁそれこそ山ほどあります。

しかもなんかミスがあるとめちゃくちゃ責められます。(全体が)

今はマニュアルもできてある意味ルーチン化していますが、マニュアルがまともにできていなかった頃はそれはもう大変でした…

ツラいですね!

家畜の伝染病は、その字のごとく、伝染する病気なので、時間との勝負になります。
時間が経てば経つほど発生した農家さんのみならず地域の農家に影響を及ぼします。
(ひいては全国の農家さん、最終的には消費者さんまでです)
なので、家畜伝染病が制定されている「家畜伝染病予防法」という法律はかなり上位に設定されています。

地方自治体の獣医さんはほとんど日の目を見ない地味な職務なのですが、人の目に触れないところでもこうして働いている獣医さんがいるってこと、覚えておいていただけると嬉しいです。