実は人形が好きです。ものすごく好きです。
最近はネットもあって、人形が手に入りやすくなったのでとても嬉しいです。
なので今回は唐突ですが人形の話をしたいと思います。
1番扱いやすくて好きなのが1/6の大きさ(約30cm)のドールです。樹脂でできており、関節が曲がるためいろいろなポーズを取ることができます。もちろん座れます。
素体は髪もないし何も着ていないので、ウィッグや服(アウトフィット)を他に準備しないといけません。
今はネットのフリマやディーラーさんやドール専門店でいろいろ売られているのでそこから購入するのもアリです。
ということで準備するものの1つ、ウィッグ、ですが、市販のウィッグは被せるときにツルッと滑って何回も被せ直すものが多くて悩んでいました。
シリコンキャップもありますが、いくつも用意するのもちょっとめんどくさい…
そこで、今回はシリコンキャップから着想した、ズレないウィッグの作り方をお伝えしたいと思います。
それがシリコンを使って直接ウィッグに滑り止めをつける方法です。
材料もホームセンターで手に入るので作りやすいと思います。ぜひやってみてください。
材料
シリコン(ホームセンターで売ってます。私が使ってるのは下の写真のもの)
作り方
まずドールにあったウィッグを作ります。
市販品でも大丈夫です。
シリコンを準備します。
次に、ウィッグを裏向きにします。カバーを持ったままシリコンを慎重にウィッグに乗せていきます。(シリコンは刺激性があるので必ず手袋をして作業しましょう)
たくさん出しすぎると乾燥するのに1日以上かかったりするので気をつけましょう。
縫い目以外のウィッグの縁全体に行き渡るように伸ばしていきます。
目安は厚さ1〜2mmです。薄すぎるとズレる原因にもなるのでしっかりつけましょう。
伸ばしたらそのまま乾燥させます。少なくとも半日くらい乾燥させます。ホコリがつかないように気をつけましょう。
しっかり乾いていることを確認してからウィッグを裏向きから表に返してください。
さあ、人形に被せてみましょう。シリコンがいい具合に頭にフィットして滑りにくくなってますね?
はい、成功です!
やってみると本当に便利なので(自己責任ではありますが)ぜひやってみてください!
被せるときのコツとしては、シリコンを塗った部分を、前頭部、もしくは後頭部に沿わせて引っかかりをつけながら少しずつシリコンを塗ったところを中心に被せていくと滑らずに被せられます。
市販されているウイッグにコーティングしてみました。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、フチの部分全体に塗っています。
これで乾けば滑らないウィッグになります。
ヘアチャームや帽子を被せるときにウイッグが動いてイライラすることもなくなりますよ!