オス豚の話
Asian veterinarian working and checking the big pig healthy in hog farms, animal and pigs farm industry

こんにちは、獣医が作るドール服 ケモミミ本舗です。

皆さんが食卓で食べる豚肉は生後6ヵ月くらいの子豚のお肉です。
子豚と言っても生まれた時に2kgくらいだったのが出荷されるときには110kgくらいになっています。
半年でここまで大きくなるのはすごいですよね。
(参考までに牛はお肉にするまでに何年もかかります。鶏は2ヵ月弱です。)

お肉にされる豚とは違って、子どもを産むための豚を繁殖豚と言います。
だいたい8ヵ月齢以上飼育して体がしっかり成長してから繁殖に使われます。
すっかり成長すると体重は350kgくらいにもなります。大きいですね。

これはメス豚の場合なので、オス豚はさらに大きくなります。
オス豚はメスを発情させるためだったり、とめオス(3元豚を作るときに最後に使用する豚のこと)として繁殖させるために使われます。
年々大きくなっていくので、飼育者以外にはとても恐ろしい存在です。なんせ大きいし力も強いので。(牙は凶器)

昔、オス豚が病気でぐったりしているので治療して欲しいと農家さんに言われて檻の中に入り、近寄ろうとした時にいきなり立ち上がって猛ダッシュされた時はもうダメかと思いましたよ。
(驚きの身体能力が発現して事なきを得ましたが)
さらに、18G(外径1.26mm)のぶっとい針を使って採血しようとした時にその針がオス豚の皮膚に負けて折れ曲がった時にも心が折れそうになりました…
(オス豚を採血するときは農場の人に手伝ってもらわないと危なくてとても近寄れません。恐ろしく力があるので、保定する人はものすごく大変だと思います。)

余談ですが、動物のオスはそれぞれ特有のニオイがあって、当然オス豚もニオイがありますが、案外臭くはなく、むしろ筆者はいいニオイだと思ってます。(え?筆者だけ?)
ヤギはムリなんですけど…

畜産の世界では繁殖してナンボなので、オスやらメスやらなんだか生々しいですが、食卓のお肉の影にオス豚がいることもたまに思い出していただけると嬉しいです。

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